ログインパスワードを忘れてしまうのは誰にでも起こることです。特に複数のプラットフォームを使い分けてそれぞれ異なるパスワードを設定している場合、混同してしまうのは当然のことです。幸い、Binanceにはパスワードリセット機能があり、手順もそれほど複雑ではありません。前提として、正規のアプリを使用していることを確認してください。Binance公式サイトからダウンロードしたBinance公式アプリが正規版です。iPhoneへのインストールはiOSインストールガイドをご参照ください。
パスワードリセットの前提条件
リセットを始める前に、以下の条件のうち少なくとも1つを満たしている必要があります。
- 登録時のメールアドレスでメールを受信できる
- 登録した電話番号でSMSを受信できる
- 連携済みのGoogle認証システムを使用できる
上記3つの条件がいずれも満たせない場合(メールにログインできない、電話番号を変更した、Google認証システムもない)、カスタマーサポートによる手動審査が必要となり、手続きがかなり複雑になります。
アプリからパスワードをリセットする
ステップ1:ログイン画面を開く
Binanceアプリを開き、ログイン画面でメールアドレスまたは電話番号を入力しますが、パスワードは入力しません。「パスワードを忘れた」または「パスワード復旧」のリンクを見つけてタップします。
ステップ2:認証方法を選択
利用可能な本人確認方法が表示されます。通常は以下があります。
- メールアドレスでリセット
- 電話番号でリセット
認証コードを受信できる方法を選択してください。
ステップ3:認証コードを受信
選択したメールアドレスまたは電話番号に認証コードが送信されます。通常6桁の数字で、有効期限は10〜30分です。
メール認証を選んだのに数分待っても届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。SMS認証の場合は、SMS認証コードに関する別の記事をご参照ください。
ステップ4:認証コードを入力
受信した認証コードをアプリの入力欄に入力します。
ステップ5:追加のセキュリティ認証を完了
本人確認のため、追加の認証が1つ以上求められる場合があります。
Google認証コード: Google認証システムを連携している場合、現在の6桁のワンタイムコードの入力が必要です。
メール認証コード: ステップ2で電話番号を選んだ場合、ここでメール認証コードも求められることがあります。
SMS認証コード: ステップ2でメールを選んだ場合、SMS認証コードの入力が求められることがあります。
ステップ6:新しいパスワードを設定
すべての認証を通過すると、新しいパスワードを設定できます。新しいパスワードの要件は通常以下の通りです。
- 8文字以上(12文字以上推奨)
- 大文字と小文字を含む
- 数字を含む
- 特殊文字(!@#$%など)を含むとより安全
- 直近で使用したパスワードと同じものは不可
新しいパスワードを2回入力して一致を確認し、送信をタップします。
ステップ7:リセット完了
パスワードのリセットが成功すると、ログイン画面に戻ります。新しいパスワードでログインしてください。
パスワードリセット後のセキュリティ制限
重要な注意点として、パスワードリセット後はアカウントの出金機能が一時的に制限されることがあります。これはBinanceのセキュリティ対策であり、アカウントが乗っ取られた後に犯人がパスワードをリセットして資産を送金するのを防ぐためです。
制限期間は通常24時間です。この間は通常通りログイン、相場の確認、取引が可能ですが、出金はできません。24時間後に出金機能は自動的に復旧します。
Web版からパスワードをリセット
アプリでの操作が不便な場合は、パソコンのブラウザからWeb版でリセットすることもできます。手順は基本的に同じです。
- Binance公式サイトを開く
- 「ログイン」をクリック
- メールアドレス/電話番号を入力後「パスワードを忘れた」をクリック
- 認証方法を選択して認証コードを受信
- セキュリティ認証を完了
- 新しいパスワードを設定
Web版の利点は、情報の入力や操作がより便利なこと、特に複数のアプリ間で認証コードをコピーする際に楽です。
特殊なケースの対処法
メールアドレスにもログインできない
Binance登録に使用したメールアドレスのパスワードも忘れた場合は、まずメールアドレスを復旧する必要があります。各メールサービス(Gmail、Outlookなど)にはパスワード復旧機能があります。メールアドレスを復旧してからBinanceのパスワードをリセットしてください。
電話番号がすでに変更されている
登録した電話番号が使えなくなっていてもメールが使える場合は、メール経由でパスワードをリセットしてください。リセット成功後、すぐにセキュリティ設定で電話番号を現在使用中のものに更新しましょう。
すべての認証方法が使用不可
最悪のケースです。Binanceのオンラインカスタマーサポートに連絡するか、チケットを送信する必要があります。アカウントの所有者であることを証明するために、以下を含む詳細な本人確認書類の提出が求められます。
- 身分証明書の表裏の写真
- 身分証明書と手書きメモを持ったセルフィー(メモには当日の日付と「Binanceパスワードリセット」と記載)
- 登録時のメールアドレスまたは電話番号
- 直近の入金または取引の記録のスクリーンショット
- 使用していたIPアドレスまたはデバイス情報
審査には通常3〜7営業日かかり、状況によってはさらに長くなる場合があります。
パスワード管理のアドバイス
今後パスワードを忘れないようにするためのアドバイスをいくつか紹介します。
パスワードマネージャーを使用する: Bitwarden、1Password、KeePassなどのパスワード管理ツールの使用をおすすめします。複雑なパスワードの生成と保存を行ってくれるので、覚えるのはマスターパスワード1つだけで済みます。
複数プラットフォームで同じパスワードを使い回さない: 1つのプラットフォームでパスワードが漏洩すると、同じパスワードを使っている他のアカウントも危険にさらされます。
定期的にパスワードを変更する: 3〜6ヶ月ごとにパスワードを変更する習慣をつけましょう。
簡単すぎるパスワードを使わない: 「123456」「password」「abc123」のようなパスワードは一瞬で解読されます。
パスワードを見える場所に書かない: パソコンのデスクトップのメモ帳やスマートフォンのメモアプリに平文でパスワードを保存するのは安全ではありません。手書きで記録する場合は、自宅の安全な場所に保管し、持ち歩かないでください。